在籍確認とは
キャッシングやカードローンの審査の際、在籍確認が行われることがあります。在籍確認とは利用者が申込書に記載した勤務先に在籍しているかを確認する作業で、通常は電話で行われます。在籍確認が行われるのはキャッシングやカードローン審査の最後の確認になることが一般的です。とはいえ、会社にキャッシングやカードローンを利用していることがバレるのではないか、と心配される方もいらっしゃるかもしれません。
スポンサーリンク
在籍確認は電話で行いますが、まずバレることはありません。これは貸金業法で「契約の内容を第三者に漏らしてはならない」と規定されているためです。したがって会社にはセールス目的を装って「佐藤さんはいらっしゃいますか」と電話するはずです。会社名を名乗ったとしても、キャッシング業者やカードローン業者の名前は絶対に名乗りませんので安心して下さい。
それでも会社に自分あての電話がかかってきてほしくない場合もあるかと思います。この場合には「在籍確認の電話をしてほしくない」とキャッシングやカードローンの審査担当者に伝えましょう。在籍確認は基本的に電話ですが、別の方法で行うこともできるからです。例えば給与明細、社員証、健康保険証などで勤務していることを証明できる場合があります。在籍確認の電話ができないケースですと、キャッシングやカードローンの利用限度額が低く抑えられてしまう場合があります。半年ほど返済を続けることによって、限度額は上がっていくことになります。
在籍確認の言い訳はどんなものがいい？
消費者金融でキャッシングやカードローンを利用すると、多くの場合務めている会社に在籍確認の電話がかかっています。消費者金融会社としては、その人がしっかりと働いていないと借りたお金を返してもらえなくないます。そのため、本当にその会社に在籍しているかを確認するのは当然の業務です。
しかし、借りた側からすると会社の上司や同僚には借金をしているということを知られたくはないものです。だからといって、かかってきた電話におどおどとした態度をとると怪しまれてしまいます。消費者金融から職場に在籍確認の電話がかかってきた際には、「名刺入れを落としたのを拾ってくれた人から連絡がきた」と言い訳をしましょう。
名刺を落としたとなれば、相手が自分の名前と職場を知っていて職場に連絡を入れてきたとしてもなんら不自然なことはありません。相手から生年月日を尋ねられたとしても、本当に落とし主か確認していると職場の人たちには受け取れられるので問題ありません。同じ落とし物なら、財布やかばんを思いつくひともいるでしょう。しかし、それらのものの場合入れ物を入れ替える必要があり手間がかかります。その点、名刺入れならなくなったかどうかが本人しかわかりにくいため言い訳にはうってつけです。
キャッシング・カードローンの審査とは
キャッシングやカードローンの申し込みを検討する時に、最も気になることは、どのような審査が行われるのか、審査に通るのかということでしょう。では、実際にキャッシングやカードローンの審査は、どのような基準で通るのでしょうか。実は、提供会社や融資希望額によって違うので一概には言えないのです。ただし、審査の時に聞かれる内容や、必要な物はほとんど共通していますので、それを知っているだけでも、事前の準備ができて気が楽になるでしょう。
キャッシング・カードローンの審査内容
キャッシングやカードローンの審査で聞かれることとしては、住所・氏名・生年月日・連絡先・職業・年収・勤続年数などの他に、借家か持ち家か、他社の借入件数と借入総額があります。この他にも会社や融資希望額によっては、家族構成や担保・保証人の有無を聞かれることもありますし、収入を証明する書類を求められることもあります。キャッシングやカードローンを提供している会社としては、確実に返済できるのかということが重要ですので、このような内容から融資の判断をしているのです。さらに、氏名や生年月日から個人信用情報を照会し、過去に返済の滞納や延滞がないかなども確認します。
このようなことを知っておけば、キャッシングやカードローンの審査に申し込む場合でも、心の準備ができるので過度に緊張せずに申し込みが行えますが、絶対にやってはいけないこととして、虚偽の記載があります。審査を有利にするつもりで、年収や職業を偽ると、見つかった際に一括返済を求められることもありますし、信用にキズが付き、他の会社でも借りられなくなることがあります。正直に誠実に記載、回答しましょう。