中小消費者金融のキャレントはどんな消費者金融?
中小消費者金融のキャレントは、ネット受付専門の貸金業者であり即日融資も可能で限度額は500万円と高額である特徴を持ちます。しかし消費者金融キャレントが現在取り扱いしているのは、法人向けの貸付である事業資金専用であり個人融資を行っていないことから、審査は慎重に行われています。アコムやプロミスといった個人を対象としたカードローンは停止していることから、法人向けの融資が受けられる消費者金融であることを理解しておく必要があります。
実際にキャレントの利用対象者とされているのは、20~65歳までの方で設立1年以上の法人の方となり、利用限度額は1万円から500万円です。貸付利率は年率で100万円未満であれば13%から18%、100万円以上なら7.8%から15%となります。資金使途は事業政資金や事業資金の範囲内で自由となっており、返済方式は元金性資金返済方式で、返済回数は1回から12回の最長120ヶ月となります。
審査基準や審査時間など審査の特徴とは
キャレントを利用する際に気をつけなくてはいけないのが、審査基準や審査時間、審査の特徴だといわれています。キャレントの審査は他の金融業者と比較してもスピーディーなため、即日融資を行うことも可能です。審査結果もメールで届くため法人を設立している方も電話を待ち続ける手間がありません。審査基準としては収入と勤務先と勤務年数、雇用形態と居住形態、居住年数と個人信用情報といった5つに分けられます。審査は一次審査と本審査の2種類があり、前者ならコンピューターが申込時に入力した個人情報を元に自動審査を行うため、信用情報を情報センターに照会することで様々なデータを基に融資可能か判断されます。
後者では利用者の借入状況や収入を確認したり、職場への在籍確認を行うなどキャッシングの可否に必要な様々な情報が審査されます。他社での借り入れの有無や返済能力の有無、勤務先への在籍確認に加えて、属性とスコアリングによって返済能力を自動的に点数化することで審査を行っている特徴を持ちます。
キャレントへの申込と借入の方法
キャレントは店舗を持たない消費者金融のため、融資申込を行う際にはインターネットのみからとなります。電話番号も記載されていますが、融資申し込み自体は電話での対応を行っていないのでインターネットから申込みを行うようにしましょう。申込の流れとしては、キャレントの専用申し込みフォームから入力を行い手続きを進めます。次に入力内容を基にキャレント側で審査を行い、審査結果が登録したメールアドレス宛に届くシステムです。次に契約と融資の手続きとして必要書類をFAXか、郵送で送り平日の14時までに手続きが完了できれば口座振り込みで即日融資を受けることができます。
申込に必要となる書類は免許証や保険証といった本人確認書類、登記事項証明書やキャレント所定の事業計画、収支計画、資金計画書の提出が必要です。一般的な個人事業主が利用するカードローンなどは、必要書類は本人確認書類と直近1年分の確定申告書のみの場合が多いので、キャレントでは必要書類が多い傾向にあります。
キャレントのネットでの評判
キャレントはインターネット専門のキャッシングを提供している消費者金融であることや、全国対応でどこでも振り込み融資が利用可能なことなど利便性に特徴があることから、ネットの評判は比較的高い傾向にあります。特に利用者に支持されている理由の一つに、申込完了までの時間が短く、融資の可否がメールで届くなどスピーディーに対応してもらえることや、インターネット専門の強みを活かすことで、365日24時間いつでも完全非対面で申込可能な点が評価されていました。
また週末や日曜祝日を問わずに申し込むことが可能なため、平日忙しい人にとっては時間をつかって金融機関に来店をすることは難しく、営業時間内に申込みを行えないという声も多かったのですが、キャレントなら来店不要で曜日を気にせずに利用が出来ることが評判が高い理由となっています。借入診断は3秒で月々の返済シミュレーションを利用が可能なので、初めて利用する場合も安心して利用が可能な点も支持されていました。
まとめ
キャレントは法人限定でサービスを提供している消費者金融業者であり、スピーディーに融資を受けたいと考えている法人に対して即日融資を行うことが可能な点が大きな特徴です。また振込による融資方法をとっているため、事前にカードを発行する必要がなくすぐに利用が可能など多くのメリットを持っていることや、郵送物を最小限に抑えることができる良さを持っています。その一方で金利がやや高いという注意点もあるので、利用する際には返済計画をしっかり立てて、利用することが重要となります。
キャレントを利用する際には計画をしっかり練って、正しく返済を行えればつかい勝手の高い消費者金融業者であることは間違いなく、少額の融資であれば金利の影響はそれほど受けないことや、最高金利は他社と比較しても変わらないため返済する利息も同じ数字だと理解しておきましょう。100万円未満の借入であれば、金利の違いは考慮しなくても問題ないといわれています。